ケイシーの勧める食事

エドガー・ケイシーがリーディングで勧めた食事

(症状によっては個別にもっと具体的なアドバイスを与えていることがあります)

参照:AREクリニッ・ク・ジョン・パガノ氏作成の食事表

「私達が考えたこと、私達が食べたもの、それらが合わさって今の私達を作っている。肉体的にも精神的にも。」(288-3)

毎日の食事の約80%を構成すべきもの(アルカリ性食品)
●果物(収穫された後に熟した果物、生リンゴなどは避ける、バナナ、メロンは他の食品と一緒に食べない※スキントラブルがある場合はしばらく、かんきつ類、苺類を避け様子を見て下さい)
●飲物(1日8杯の水、ハーブティ、フレッシュジュース)特に、朝、起きたら、ぬるめのお水を1杯飲むことは勧められる。
●地上の野菜(色のある新鮮野菜類、ロメインレタス、ニンジン、セロリ、クレソンなど)
●地下の野菜
●ビタミンの吸収を良くするために、ゼラチン(コラーゲン)を野菜と一緒に食べる
●レシチン(※スキントラブルの方に:1週間に5日間位、大さじ1杯の顆粒のレシチンを1日3回)
※地上で育つ野菜の割合は、地下で育つ野菜より多く食べる(ニンジンは地上の野菜に数える)

毎日の食事の約20%は下記で構成する(以下酸性食品)
●魚肉類(魚、鶏肉、ラムがメイン・・・・皮は避ける、決して揚げないこと)
●乳製品(スキムミルク、ヨーグルト、バター、全乳、バターミルク)
●パン(黒パン、全粒ライ麦パン、ライ麦クリスプなど)
●穀類(粗挽き粉、全粒粉、玄米など)
●蜂蜜、メープルシロップ、味噌汁、スープ類
●生アーモンドなど生のナッツ類
●卵は週に2~4ケ
●高品質の低圧搾のオイル(オリーブオイルやフラックスオイル)
●ハーブティ(※スキントラブルの方に:ニレ茶、紅花茶など)(※ウツっぽい方に:パッションフラワー、セントジョンズワートなど:薬と併用するときには、医師に相談のこと)

極力避けたほうがいい食材(一般)
●砂糖が使われているシリアル、コーンフレーク類
●精白された食品(精白小麦、白いパン、白い砂糖など)
●揚げ物、炒めものなど高温になった油で調理されたもの
●豚肉(カリカリに焼いたベーコンは、たまにならOK)
●アルコール類(たまの赤ワインはOK)
●精白小麦でできた麺類(マカロニ・スパゲッティ、うどんなど)
●お菓子、加工食品、ケーキ、ペストリー、炭酸飲料、コンビニ弁当、冷凍弁当など)
●牛肉(たまにならいい食材)
●香辛料の多い食事(たまにならいい食材)

乾癬、湿疹、アトピーなどのスキントラブル方は特にける食材
●鳥、羊以外の赤身の肉(牛肉、豚肉など)
●加工肉(ソーセージ、サラミなど)
●ナス科の食物(トマト、トマトが入っている加工食品、ケチャップ、ナス、ジャガイモ、パプリカ、コショウや唐辛子類、タバコー喫煙)
●砂糖、スナック類(炭酸飲料、お菓子やデザート類、ポテトチップスやスナック菓子)
●貝、甲殻類(カニ、エビ、牡蠣、貝類及び、それらで作られた調味料類)
●全ての揚げ物、炒め物(高温の油で調理したもの)
●ビールやお酒などのアルコール類
●酢、酢で作られたピクルスやドレッシング
●燻製された食品、香辛料の強い料理
●ココナツオイル、ヤシ油、肉汁(野菜は肉を一緒に調理しないこと)
●イーストに反応がある場合、イースト及びイーストが入っている食品
●マーガリン、ショートニング、プラスチックボトル入りの料理油(調理には必ず遮光瓶入りの品質の高いオイルを使う)やそれらの油が使われているパンなど
●他にアレルギーのある場合には、その食品

【毎日の食事例】
朝食・・・穀物食、かんきつ類をどちらか食べる(ただし、同じ食事では食べない)
例)全粒パンのトースト(玄米)、調理した卵
例)かんきつ類のジュース、かんきつ類

昼食・・・基本的には生野菜メイン
例)色のある地上の生野菜がメイン、副食として野菜で調理したスープ類&少量のバターつきパン※できたら生野菜だけで構成されるランチにする

夕食・・・調理された地上、地下の野菜、魚肉類(牛肉、豚肉は避ける)
例)野菜のたくさん入った味噌汁、スチーム野菜、魚肉類

極力避けたほうがいい食品の組合せの主なもの
●炭水化物×炭水化物
例)ラーメンとご飯、うどんといなり寿司
※もともと、これらの食事は単品でも極力避ける

「デンプンの多い食品を一度に何種類も食べてはならない。なぜなら体内に過剰な酸性状態をもたらすからである」(416-8)

●炭水化物×肉類
例)肉じゃが、牛丼などのドンブリもの、ハンバーガー、など

「タンパク質または肉と大量のデンプンを一緒に食べてはならない。なぜなら、消化器系の消化液は、デンプンにはある反応を必要とし、タンパク質にはまた別の反応を必要とする。さらに、この種のデンプンを組み合わせたタンパク質にはまた別の反応を必要とする。従って、組合せとして、大量のデンプン質をタンパク質や肉と一緒に食べてはならない」(416-8)

●ミルク入りコーヒー&紅茶
「消化作用に困難をきたすので、コーヒーや紅茶にはミルクを入れて飲んではならない」(5097-1)

●かんきつ類×炭水化物
例)パンとオレンジジュース、ご飯の後のミカン、など

「かんきつ類は、それだけで食べれば消化を助けるが、穀類と一緒に食べた場合には、胃の酸性状態を有害なものに変えてしまう」(481-1)

参考文献

『フィット・フォー・ライフ』

『食用油には危険がいっぱい!』

『自然療法で「乾癬」を治す(ケイシー文庫30)』

DVD ケイシーの乾癬治療(通訳付)