ウツ

理由もないのに、気持ちが沈む。何に対しても興味がわかない。寝付きが悪い、夜中や早朝に目が覚める。朝、なかなか起きられない、起き出す気持ちが無くな る。イライラする。疲労感が取れない。集中力や決断力が落ちた。生きる希望や意味が見いだせない。自信が無くなり仕事をする意欲が無くなる。あるいは、不安感や息苦しさ、圧迫感や窒息感を感じることがある・・・。

こういったウツ症状は、成人の1/5が経験済みだと言われます。軽いものであれば「心の風邪」みたいなもので、そのうち、また元気な自分に戻れるのです が、さまざまなストレスやプレッシャーの中で、ウツの初期症状に気づかずいると、いずれ、自分ではどうすることもできない症状となってしまう可能性があります。

エドガー・ケイシーは、ウツという、一見、心の病と見える症状に対しても、肉体からのアプローチを勧めています。まずは、毒素排泄や整骨、オイルマッサージ、食事の改善を行うことをお勧めします。
慢性化している場合には、心療内科や薬のサポートを得ながら少しずつ対処したほうがいいと思いますが、エドガー・ケイシー療法も含め、ホリスティックな「ウツ症状」への手当方法についてご紹介したいと思います。

ウツ症状へのアプローチ

1毒素の排泄
ケイシーは、ウツへのアプローチに毒素の排泄はとても重要だと述べています。なんであれ「何かが溜まった状態」というのはエネルギーの流れを阻害してしまいます。ひまし油湿布や洗腸などで、体内に溜まった毒素を排泄する習慣作りをしてみてください。

2)食事の改善
ウツになると、食べることが面倒になったり、時間をかけて食事の支度をすることが難しくなります。特に1人暮らしの場合は野菜不足になりがちです。ご家族やお友達に協力してもらって、新鮮な野菜や果物をしっかり食べるようにしてください。
参照:ケイシーの勧める食事

3)背骨の調整とオイルマッサージ
自律神経(交換神経、副交感神経)のバランスを整えるとともに、頭痛、腰痛、神経の圧迫によって起こる内臓疾患を防ぎます。またオイルマッサージは、身体にエネルギーを与え、筋肉の緊張を取ると共に、人に対する信頼を取り戻すことにも役立ちます。

4)太陽に当たる、屋外での適度の運動
太陽や風にあたりながら運動する、というのはウツの人には特に重要です。もし、外出することが難しい場合は、ベランダや庭に出てラジオ体操程度の運動をしてください。

5)インピーダンス装置の使用
ケイシーが、身体のエネルギーバランスを回復するために勧めた装置。不眠症、強い疲労感を感じる人には特にお勧めします。(※症状が深刻な場合にはウエットセルが勧められています。)

インピーダンス装置

ウェットセル(海外通販)

6)理想の設定、他人に対する奉仕、読書療法
心へのアプローチもおろそかにはできません。特に、ウツ状態にいると、絶えず頭の中で、自分を批判する言葉(自分には価値がない、自分は駄目だ、など)を繰り返すことが多くなります。

そうなると「心は作り手」という言葉通り、駄目な自分、価値のない自分像をどんどん心が作り始め、ますます自分を低める言葉が頭に響いてしまいます。 また、常に自分のことしか考えられない、自分にしか関心が持てない、といった自分本位の思考にもなりがちです。

こういう思考回路に陥ってしまった人にケイシーは、自分より辛い立場の人の話しを聞く、助けが必要な人を見つけて助けるようにとアドバイスしています。 自分以外に関心を向け、世界を外に広げながら、自分は必要とされている、という自信をつけていきます。

人は、他の人のために働いている時には、自分の悩みや不安は忘れています。いつも頭に繰り返されている自己批判や不安、心配ごとから解放される時間、これを持つことができると、ずいぶん心も軽くなるでしょう。
事情が許せば、犬や猫などの小動物を飼うこともいいかもしれません。動物はどんな状態でも、100%の愛情を示してくれますから・・・。

さらに、頭に常に響いている自己批判の言葉を、前向きな言葉に換えるためには、気持ちが前向きになるような言葉を前もっていくつか見つけておき、自己批判を頭が始めたら、その言葉を繰り返す、あるいは自分がイキイキと生活している様子を心に描くという「ビジュアライゼーション」を1日何度か行うといいと 思います。

そうは言っても何もやる気が起きない、人と話したり、起きることもおっくうだ、という人もいます。そういう場合には、まず新鮮な野菜や果物のジュースを 飲んでもらい、自然のエネルギーを十分とってもらうことから始めて下さい。

リーディングではウツに悩まされている人に感動的な読み物を読んだり学んだりすることも一貫して提案しています。(最も多いのが旧約聖書の申命記30章とヨハネ福音書の14章から17章)

ケイシーリーディングにみるウツのケーススタディ

リーディング番号1133
47歳女性、心配症、ウツ、消化不良、不眠
1)オステオパシー(整骨)・・・3週間行い2、3週間休み、また繰り返す
2)インピーダンスの使用(1回1時間。もし身体が休息を必要としていれば、1日2回行ってもよい)
3)身体が疲れない程度に十分な運動をすること。身体が常に温かい状態に保つこと
4)バランスのとれた良い食事をすること。甘いものは食べ過ぎないこと
5)可能な限り心地よい環境をつくること

リーディング番号1609
49歳男性、ウツ、疲労感、イライラ
1)ひまし油湿布・・・温度は出来るだけ熱くして、肝臓から右下腹部にかけて。その後重曹湯で腹部の油を拭き取る。週に3~4日間、夕方1時間半ほど行う。
2)オステオパシー(整骨)・・・ひまし油湿布を行った直後に行う。穏やかなソフトなもので尾骨から胸椎あたりを中心に。

リーディング番号5544
47歳男性、ウツ、不安、幻覚、腸からの出血
1)整骨
2)バイオレットレイの施術
3)洗腸・・・週に1回を4、5週続けて行う
4)アルカリ性の高い食事

リーディング番号3630
53歳女性、頭痛、身体に不快な感じ、胃の不調
1)洗腸・・・トータルで18回前後行う
2)オイルマッサージ・・・洗腸のあと毎回、腹部を中心に全身にオイルでマッサージを行う。
3)インピーダンス装置の使用
4)食事中、お粥状になったものや、クリーム状になったものを頻繁に食べる
5)自分に対してではなく、他人に対し哀れみの気持ちを持つこと。人に対し何か助けになるような行為をすること

脚注:上記の情報は、自己診断や自己処置を目的としたものではありません。ケイシーの健康データベースの情報を利用するに当たり、資格をもった健康管理の専門家にご相談ください。